開発コンセプト
お客さま独自の機能の開発に集中する仕組み
独自のシステムを効率よく構築するための仕組み
業務システムには、主にパッケージの導入とフルオーダーメイドでの構築が選択肢としてありますが、パッケージだとお客様のコアな業務に対して他社との差別化が図りづらいこと、フルオーダーメイドだと開発コストがかかりすぎるといった課題があります。
お客様の独自のシステムを、フルオーダーメイドほどコストをかけずに構築できれば、中堅・中小企業様でも独自システムを構築することが可能となり、結果としてITがお客様の成長に貢献できると考えています。
そのためには、システム開発を効率よく素早く進める仕組みが必要と考え、私たちはセミオーダーメイド型開発をご提供しています。
システム開発は80:20の法則で成り立っている
80:20の法則をご存知でしょうか?これは、全体の80%の成果は、20%の労力から成り立っている、逆に言えば、労力の80%は、20%の成果しか生み出せていないとの関連です。
システム開発の現場は、この法則がとてもよく当てはまります。システム開発を手掛けている多くのエンジニアには、以下のようなケースがよく身に覚えがあると思います。
- よく使う上位20%の機能が、利用時間の80%を占める(その他の残り80%の機能は、システム利用時間の20%しか使われない)
- 一部の複雑な仕様が、開発作業時間の大半を占める
そこで私たちは、開発コストを削減するためには、この「負の80%」に対してフォーカスする必要があると考えています。具体的には以下の2点です。
- 主要でない80%の機能を、いかにコストをかけず構築するか(主要な20%の機能にコストを集中する)
- 複雑性の高い機能を、いかにシンプルな仕様に代替できるか
オーダーメイドであってもテンプレートとルールを設ける
そこで私たちは、機能のテンプレートと開発ルール(やらないこと)を定めています。オーダーメイドであっても、重要でない機能や汎用的な機能については利便性を犠牲にしてでもテンプレートで素早く構築すること、技術的に実現できても「あえてやらない」開発ルールを定めることを定義しています。
コストだけでないセミオーダーメイド型のメリット
業務システムの開発には、その業務の専門家であるお客様のご協力が欠かせません。システム構築をベンダーに丸投げしてしまったり、コミュニケーション不足によるシステム構築プロジェクトの失敗事例は数多く存在します。
私たちはシステムを実際に動く形で素早く構築することが可能なことから、お客様もシステムのイメージがしやすくなります。また、テンプレートと開発ルールを前提とすることで、検討が必要となる項目数を削減できます。
お客様の作業負担を下げ、ご協力いただきやすい仕組みを構築することで、共にシステムを育てることが可能となります。
わたしたちの開発スタイルがフィットするか
ここまでセミオーダーメイド型の開発のメリットをお伝えしてきましたが、オーダーメイドであっても制約がありますので、すべての開発プロジェクトに適しているとは言えません。一例として、以下のようなニーズがある場合は、私たちの開発はおすすめできません。
- ユーザビリティにこだわりたい
- AIやブロックチェーンなど最新の技術を使いたい
- システムの規模が大きい
- 開発コストよりも品質を重視したい
とはいえ、私たちの開発に少しでもご興味をお持ちいただけましたら、まずは こちらより お気軽にお問い合わせください!